どんな患者様にもタイプがある

見込み患者のタイプの見分け方

いとう
この患者さんはわかりにくいな~?なにを考えてるんだろう?って思ったことはありませんか?でも、患者さん別のタイプを知れば、もうどんな患者さんが来ても難なく対応ができるようになります。ではいってみましょう!

 

はじめに

優秀なカイロプラクターは、様々なタイプの患者様と良い人間関係を構築することができる極めて優れた対人コミニケーション能力を持っています。見込み患者様にアプローチする際に相手の患者様のタイプを分析理解し、それに対応した関わりをすることが求められます。

この章では、患者様のタイプ別動向表を使い患者様のタイプを4つのパターンに分けて深く学び理解していきます。また各タイプ別のラポール方法(関係づくり)の技術も述べて参ります。

タイプの見分け方を学ぶメリット

この見込み患者様のタイプの見分け方を学ぶことによってあなたはそれぞれの患者様のタイプ別に合わせたアプローチを行うことができるようになります。

またあなた自身が得意とする患者様、または不得意とする患者様のパターンを認識することができるようになります。そうすることによって力を入れる患者様や、そうでない患者様の状況を把握することができます。

見込み患者様4つのタイプ

見込み患者様を4つのタイプにわけて、それぞれにあった適切な対応を行います。

開放型性格  閉鎖型性格
対話重視型
症状重視型

 

①のタイプ
コミュニケーションが好きなオープンマインドタイプ

話をきくし、話好きです。すぐに打ち解けて、質の良い施術がしやすいです。この場合、施術が気に入れば通ってくれるタイプです。

②のタイプ
症状重視の疑い深いタイプ

自分をさらけ出すのが嫌いで、心を閉ざしがちです。カウンセリングや、施術の説明にもあまり頷きません。先生の事も信用をしていない状態ですが、事実には目を向けエビデンスや、データに重きを置きます。与えられた資料にはしっかりと目を通します。

この場合は、エビデンスや、データをしっかりと提示してまずは相手に納得して頂くことが必須です。

③のタイプ
対話を重視するラポール構築タイプ

ラポール(信頼関係構築)に時間のかかるタイプですが、一旦相手の心に橋が掛かれば人間関係がとてもスムーズに行き、沢山の患者さんを紹介してくれます。

この場合は、とにかく相手の望みを知り、相手の世界を知り、相手のペースに合わせることです。このタイプの人たちがあなたの院に沢山いればいるほどに、あなたのファンも多くなるし、院経営も驚くほどに楽になります。したがって、このタイプの患者様を集める必要があります。

④のタイプ
症状が治るならどこでもいいタイプ

この場合は、症状が、治ればいなくなるタイプです。症状を取ることに着目し、個人情報的な話はしないし好みません。あまり私情のことを探ったり聞いてくると嫌われます。

この場合は、どれくらいで良くなるのか?
どのペースで通った方がいいのかを出来るだけ具体的に明確に教えてあげましょう。

どのタイプの患者さんが多いかによってあなたのタイプが分かります。類は友を呼ぶの通り、お気楽の患者が多いなら、あなたは多分お気楽なのでしょうね。

もし、難しい患者さんが多いなら、おそらくあなたも難しいタイプだと思います。

相手をみて、自分を知る事って本当に大事です!そこから、何を変える事が必要なのかもわかります。それはすなわち自分のレベルアップに繋がるのです(๑˃̵ᴗ˂̵)

そして、たとえどんな患者さん来ようとも、愛を持って、相手を包み込む包容力が大切だと思います。

 

まとめ

■まず、あなた自身はどのタイプですか?

 

■あなたの特徴はなんです?

 

そして、あなたが、今までの4つのタイプの方に施術をするとしたら、どこに注意して、どのように対応していきますか?

これを考えているとどんな患者さんが来ても、難なく対応出来るようになります。

①のタイプ
コミュニケーションが好きなオープンマインドタイプ

②のタイプ
症状重視の疑い深いタイプ

③のタイプ
対話を重視するラポール構築タイプ

④のタイプ
症状が治るならどこでもいいタイプ

今回の記事から学んだことはどんな事ですか?

また、実行しようと思う事を具体的に1つ決めてみましょう!

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤勇

株式会社 みつば 代表取締役 ・心を整える専門家 / 整心師 ・魔法の故人会話術専門家 ・米国認定NLPトレーナー 2002年、カイロプラクティック院を開院。その後、心理学、自己啓発、コーチング、スピリチュアルと様々な学びを取り入れる。患者様の心と体を「マイナスの状態」から「プラスの可能性」へと、導くことを使命としている。