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身の回りにある「過去に引っ張られるもの」を全部捨ててみる(断捨離)
忘れたくても、忘れられず、引きずってしまい、つい嫌な感情が出てしまった時には、断捨離をしましょう。今の自分から脱皮していくためにです。自分をマイナスに引っ張るものをすべて処分してみるということです。
でも、大切な思い出だから捨てられないと言います。
もちろん、無理にとは言いません。
それがあっても、嫌な思い出にならずに、自分が引っ張られずに、ネガティブにならないのであればぜんぜん大切な思い出としてしまっておくのがベストですよね。
しかし、私が今言っているのは、それを見るとネガティブな思い出が蘇ってくるものです。
以前、クライアントさんが別れた彼のことをいつも思い出してしまうという相談を受けたことがあります。彼女はきっぱりと縁を切って次の恋に向かいたいのだけど、昔の彼のことをつい思いだして、胸が苦しくなると言います。
楽しかったころの写真、もらったアクセサリー等を見るたびに心が痛くなるというのです。
私はその彼女にこんなアドバイスをしました。
「その切ない思いをなくすには時間がかかるよ。人は記憶を薄くしていくのに時間という薬が必ず必要だから。でも、記憶を薄くする方法があるけど試してみる?」
って伝えました。
すると、試してみたいというので、記憶の「断捨離」を教えたのです。
最初は戸惑っていたのですけど、自分の素晴らしい未来のために断捨離を結構したのです。
写真を捨て、もらったアクセサリーを捨て、身近にあるものを見て思い出すということがなくなったのです。
モノを捨てるということは、心の切り替えになるのです。
だから、模様替えとか、髪をバッサリ切ったり、思い切って住まいを変えてみたりするとガラッと気持ちが変わるのです。
これはNLP心理学的に言うとステートコントロールといって気持ちの状態を変化させるのに利用される心理テクニックみたいなものなんです。
それからの彼女は彼のことを思い出す頻度が極端に減りました。
気分の落ち込みも少なくなりすがすがしく、自分らしく生きています。
もう一つの例は、私の例で例えてみますね。
私は父と母と妹が亡くなって(殺害されて)自分が苦しんでいるときに、実家の家財をどうするのか悩んでいました。
何を残して、何を持ち帰るのか?考えると切なくて、悲しくて、心が締め付けられてしまったのです。
だから業者さんに頼んで、とっさに、この家にあるもの全部処分してくださいといました。当時は自分で処分してくださいと言ったのも覚えてないくらいでした。それくらい当時はもう何にも見たくなかったんです。
だから、少しの写真と、母親が仕事の時にいつも着ていた制服と、
母の形見の髪の毛5~6本だけを残してあとは全部処分しました。
そして、私が当時住んでいたマンションにも母が何度か遊びに来ていて、母の思い出がたくさんあったのです。昔はこの台所で母が食事を作ってくれたなとか、ここのソファーで僕の子供を抱っこして遊んでくれたなとか、もういろいろと思い出が出てくるのです。
それもあってか、マンションも思い切って引っ越したのです。
これはすごく極端な例だけど、今思い返すとそれで正解だったと私は思います。
なぜならば、何も残っていないからです。
でも、大切な両親と妹の思い出はいつも私の頭の中に、良い形で残っているから、大丈夫なのです。
断捨離とは本来、不要なものを減らし生活に余裕をもたらす術として、
社会に広く認知されていますが、ここで私が言う断捨離は、
断:幸せになると断言する
捨:過去に引っ張られるネガティブな思い出(モノ)を捨てる
離:辛い現実から離れて次のステージへ行く
いわば、古い自分の殻を脱ぎ捨てて、あたらしいステージへ行くために、
あえて断捨離するということです。
あなたは何を断捨離して、今の自分から脱皮してみたいですか?
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少しでもマイナスのイメージに引き寄せられると思う「モノ」は、自分が成長するために、思い切って全部捨ててみる。
対象は、忘れられない彼氏、彼女、あるいは思い出等をなくしたい方です。
嫌な感情や思いを捨て去る方法はたくさんありますけど、なかなか振り払うのは難しいです。でも、今回ご紹介する方法はテクニックを必要としない簡単な方法です。