大きな心になるには
許すことがキーワードです。
自分を許すこと、他人を許すこと・・・
すごく大事です。
許すとはゴン弁に午と書いて許すと書きます。
言弁というのは言霊(こころ)、と言い、
午というのは時計の針で6時の位置(午の刻)を指していて、
そこに指し戻るという意味があるみたいです。
要するに、心を元の状態に戻す!
という意味があります。
一瞬「ん・・・?」っと思われたでしょうね。
要するに、人から何か言われて、ムカついても、
そのこと自体を許すことによって、
自分の心をムカつく前の状態に戻すことができるということです。
なので、許すとは相手の為だけでなく、一番は自分の為でもあるんです。
許しの階層
私が思う許すには3段階の階層があります。
- 許す
- 赦し
- 容す
許す
・まず「許す」とは許可するとか、認めるとか、間違いを許すとかです。
赦す
・次に「赦し」とは容赦しないとかで使うもの。
罪を憎んで人を憎まずにあるように、
罪びとを赦すとかで使います。
罪びとを赦すのは、レベルが上がるので、
自分の器も成長させないとなかなかできるものではありません。
容す(ゆるす)
・次に「容す」これはもう許すも、赦すもすべて受け入れて
容認して包んで溶かしてあげる心を養うということ。
容かすと書いて、(ゆるす)と言います。
これは私が行く神社の本に書いてあった言葉ですが、
私なりの解釈はこうです。
すべてに寛容して、流してあげる事です。愛を以て人に接する心を養うということです。
ここまで来るともう最高ですよね。このレベルに近づける様、私も日々努力しています。
倫理的に反するもの、道徳的に反するもの、社会的に反するもの、
小さなものから、大きなものまで、これらをすべて自分で受け入れて、
それらを溶かしてあげることによって、
相手のわだかまりも消してあげることができ、
自分も楽になる事。
これが最高、最大の 容す(ゆるす)こと。
でも、なかなかできません・・・。
じゃあどうすればできるようになるのか?
容すをマスターするために
それは相手がいれば相手を知ること。
相手のことを親身になって考えてあげる事。
相手が自分の家族だったら、
兄妹だったら、親族だったら、深く考えるといいと思います。
深く考えるとそこに何かが見えてきます。
相手の目線に立って考えてあげることによって、自分自身が大きくなれるのです!
これって実はとてもすごいことなのです。
しかしそれでもなかなか許すことができないあなたへ、
そんなあなたはどうぞ自分のために容してあげてください。
自分の心と精神の拡張のために
容してあげてみてください。
ここに心を大きくする秘訣が隠されていたのです。
あなたは過去振り返ってみて、むかつくことや、いやな人っていませんか?
あるいはそんな人がいたと思います。
そして、その人に対して嫌な感情を持ち続けていると、
自分自身もつらくなります。
今日はそんなあなたに役立つお話をお伝えいたします。