やる気が起きない時でも、やる気になっちゃう脳機能システム

いとう
いとう
こんにちは伊藤です。

もしかしてあなたは、運動しようと頭では考えているんだけども、なかなか行動に移せなかったことってありませんか?

「やろうやろう」と思っているけど、1日経ち3日経ち1週間経って結局何もやれてない状態です。これは僕も以前そうでした。

例えば、トレーニングメニューを頭でバッチリ考えても行動に移すことができない自分がいたんですね。

けれどちょっとしたことで心に火がついてハードに運動ができるようになれるのです。

今日はそんなお話です。

 

脳の仕組み

 

これは僕の体験なのですが、トレーニングメニューを考えるときについたくさんメニューをセットしてしまうんですよね。

それでそのメニューを見て、その多さに疲れてしまって結局やらずじまいと言うことが結構あったんです。

要するにそのトレーニングメニューが多いから、頭で勝手に「あー多分すごい大変だなぁ辛いなぁ。」

って想像してしまったんでしょうね。

でやらなくなっちゃう。

 

僕の友人に、すごい人がいて、

その人は自宅の部屋をトレーニングスペースに改造して、

やる気は十分です。

で、仕事から帰り、トレーニングルームのドアを開け、

電気をつけて、そのトレーニングルームを見て、

「よし、今日も眺め最高!」って思ってドアを閉めて

その日のトレーニングは眺めただけで終了する人がいます。

 

「おい~!」って感じです。

 

時間もかかるしなぁとか、

疲れてるしなとか、

勝手にやらない理由はドンドンと考えついてしまっちゃうんですよね。

 

なので、ポイントは

何も考えずに腕立て伏せを、とりあえず30回やっちゃうんです。

考えるという行為をハブいちゃうんです。

 

ある程度トレーニングを学んでいると、

やはり効果的に筋肉をつけていくには回数とセット数が必要と言う言葉わかってるんですね。

 

だから、せっかく1セットやったんだから、もう1セットやりたいなって思ってきちゃうんです。そして2セット目が終わると、今度は3セット目ももやりたくなっちゃうんですね。これはある脳の仕組みが関与しているんですね。

 

もう一つ例を上げると

例えばチョコレートのお菓子が袋にたくさん入っていて、1つだけ食べようと思ってたんだけど、気づいたら全部食べちゃってたことってありませんか?

よくありがちなパターンですけども、これはいつも僕がやっていたことです。

 

 

あなたも、やりたい事があるんだけども、なかなか手がつけられない、そのことを考えるとなかなか手がつけられないでいられることって多分あると思うんですよね。

でもこのチョコレートを全部食べてしまうような行動力が生まれたらいいと思いませんか?

 

これも実は脳の仕組みが関与していたんですね。今から説明しますからもうちょっと待ってくださいね。

 

 

僕が家の掃除をするときに、例えば流しでも、お風呂場でも、どこでもいいんだけども汚れている箇所が気になったとしますね。

そしてそこだけきれいにしようと思っていたら、あっちも気になって、こっちも気になって、気づいたら大掛かりな掃除をする羽目になっているんです

 

自分ではそんなことするつもりじゃなかったんだけど、結果的に気づいたらピカピカになっていたってことってありませんでしょうか?

 

僕は大体このパターンです。

 

最初から別に掃除なんてしたくなかったけど、1カ所だけやろうと思ったって始めたことが、気づいたら、だいぶやっちゃってるんですね。

 

これにも脳のメカニズムが絡んでいるんですよ。

 

この3つの例え話をして、あなたはもう既にお気づきかもしれませんね。脳と体はつながっているのです。

 

 

それまではやる気がなかったんだけど、気づいちゃったらやっている脳と心のメカニズムを解説していきますね。

 

脳と体のメカニズム

脳の前頭全野と言う部分は何かものを考えたり、指令を出したりすることを司る部分になっています。ちょうどおでこのところですね。

 

皆さん考えがちなのは、ここのおでこの前頭全野と言う部分から神経伝達物質が発火して行動に移すと思ってるでしょうけどある意味それは正解ですけども、強さが弱いです。

逆に、最初に何か行動を起こすことによって脳の前頭全野に刺激を与えてあげると、強烈に働きかけることができて、再度脳のフィードバックにより前頭全野が強く働きまた行動を起こし強く強化していく仕組みになっていると言われています。

 

 

これが最初はちょっとしか掃除をやるつもりがなかったんだけども、掃除をしているうちにどんどん脳の前頭全野の部分からの指令が強化されていき気づいたら火がついて大掃除になってしまうということです。

 

最初はいっこしか食べ出来がなかったチョコレートも、気がついたら全部食べてしまっちゃったと言うことです。

 

腕立て伏せも最初は30回しかやらないと決めていたんだけど、気がついたら30回を5セットもやっちゃっていたりするんですね。そしてその後に違う種類の運動もやっちゃったりして気づいたら1時間とか普通にやってるんです。

 

脳の前頭全野のフィードバックシステムをうまく利用するには、最初に頭でいろいろ考えずにとにかくやってしまうと言う事ですね

 

あれこれ考えていると行動にうつせないで、やる気が削がれていきますからね。

 

  • なのでつべこべ考えずにまず腕立て伏せ10回だけでいいからやってみることです。
  • 何も考えずにまず食器の皿が山積みになっているのであれば1枚だけ皿を洗ってみることです。
  • 洗濯物が溜まって山になっているのであれば、まずたたみやすいタオルだけ畳んでみることです。

 

すると勝手にフィードバックシステムが働いて火がついて結果的に行動ができているのです。

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ABOUTこの記事をかいた人

伊藤勇

株式会社 みつば 代表取締役 ・心を整える専門家 / 整心師 ・魔法の故人会話術専門家 ・米国認定NLPトレーナー 2002年、カイロプラクティック院を開院。その後、心理学、自己啓発、コーチング、スピリチュアルと様々な学びを取り入れる。患者様の心と体を「マイナスの状態」から「プラスの可能性」へと、導くことを使命としている。