苦しい出来事は成功のステップだってことは、
どの本を見ても書いてありますよね。
でも、もその状況に直面してしまった時、
後ろ向きな考えが出てくるんですね。
- もうヤダ!
- 絶対できない!
- なんで私だけ!
- ずるい!
その通りですね。
これは皆そのように思うのです。
これが感情です。
人には最初に思い浮かべる感情と
その次にそれをどう受け止めるか?
これを補正感情としておきましょうか。
不安や、怒り、恐れ、喜び、悲しみ等があります。出来事から発生する感情です。
いつも嫌な気持ちで終わっている人はだいたいこの最初の感情で終わってしまいます。
動物的なストレートな感情表現です。
でも、一段レべルの高い人の考えは感情で怒りを選択しても、
次の補正感情でしっかりと方向転換ができているんです。
なんでもプラスに捉えられるフィルターですね。
人には理性と言う働きがあるから、時間とともに冷静さを取り戻し、
そしてその出来事に対してちゃんと見つめることができるようになってくるのです。
動物は基本的に単純で、生きるための本能だけというか、すごくシンプルです。
でも、人間はとても複雑で、嘘も付くし、感情を隠すし、
言っていることと、やっていることが逆だったり、
または、計算したり、予測したり、目標を持ったり、
とても複雑な生き物です・・
だから、嫌な状況に出会ったとしても
補正感情という幸せフィルターを働かせれば、
嫌な感情を上書きすることができてしまうのです。
すこし時間が経過しないと発動しない人もいます。
頭をひやせ!って言葉があるように
少し時間が経つと落ち着いて物事を考えることができるようになるんですね。
この仕組みを知れば、必ず補正感情は働きます。
別の言葉でいえば、アップデートする。という風に例えることもできます。
そして、できるだけ早くアップデートした方がいいですよね。
1か月後とか半年後に補正感情が出てくる人もいますけど、
それじゃあ遅いですよね・・・
ま~その出来事の大小にもよりますけど。
このように、
嫌な出来事に遭遇した時に、自分の人生にとって
どのようにこの補正感情を使うかがこの先の未来を
- いいものにするか?
- 悪いものにするか?
が決まってしまうのです。
だから、できるだけ早くに補正感情が出せるように
日頃からトレーニングをしておくといいと思います。
嫌な出来事に会った時は感情的になるのは当たり前です。
でも、時間の経過とともにその出来事をプラスに、建設的な考えで、
できるだけ早くに、自分の成長に変えていくトレーニングが必要です。
そして、人生で起こる嫌な出来事は、全て自分を成長させる
深い意味があるということに上書きできたら最高ですね。
ではどうやって日々トレーニングすればいいのか?
それは次の魔法の言葉を唱えることです。
その魔法の言葉とは・・・
「自分が成長するには?」
と自分に問いかけることです。
もし、嫌なことがあったら、その最後にこの魔法の言葉を付け加えることです。
- 嫌なことが起きました。(出来事)
- くやしい 怒りが発動
だいたいココで終わるけど、ポイントはこの後に、
「自分が成長るには?」と付け加える。
すると、なんかしらの肯定的な意味をそこにつけるものなのです。
どのように捉えるかで、すべてが変わってくるものなんですね。
これは、絶対やってみてくださいね。
この魔法の言葉をぜひ習慣にしてみてはいかがでしょうか?
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